いつまでもキレイなお部屋に住めるように、掃除の基本を覚えましょう!
急な来客に慌ててしまい、掃除をする前より散らかってしまった、とならないためにも、日頃から汚れを溜めないようお手入れし、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
あせるとムダな力が入って家具やお部屋にキズをつけてしまったり、そのキズに汚れが入りこんでしまう恐れがあります。あせらず、丁寧な掃除を心がけましょう。
大切な家族と住むお部屋に、居心地の良い「空間エネルギー」を漂わせるように心がけましょう。
掃除の基本をおさえて、より効果的に掃除をおこないましょう!
拭き掃除は、掃除機や乾拭きでホコリやゴミをとってから、水拭き→乾拭き→仕上げ磨きの順番で拭き上げます。見た目の美しさは、最後の”仕上げ磨き”で決まります。
仕上げ拭きは、仕上げ用のクロスなど毛が残らない布で拭くのがおすすめです。
拭きムラが残ってキレイに見えない為、雑巾を左右に動かすのは厳禁。素材によってはキズもついてしまいます。
汚れがひどい場合には、ゴシゴシと擦らず、つけ置きをして汚れをゆるめてから、掃除をしましょう。洗剤が垂れ落ちる場所には、ラップで湿布をすると洗剤が落ちてくるのを防げます。
素材に直接スプレーすると洗剤ジミが残るので、洗剤は必ずスポンジや雑巾にスプレーしましょう。
洗剤を直接つけると洗剤ジミができてしまいます。
洗剤はスポンジや雑巾につけましょう。
一度に全部掃除する必要はありません。ステンレスの蛇口、鏡などをキレイに磨いておけば、それだけでお部屋全体が美しく見えます。
年末に一気に掃除をしようとすると大変ですよね。
台風の時期が終わった10月頃から、住戸の外側から掃除を始めましょう。バルコニーや玄関回り→窓ふき→室内の順番で進めると、寒くなる前に屋外掃除を終わらせ、家族が集まるお部屋の中が一番キレイな状態で年末年始を過ごせます。
掃除に使う道具、洗剤は様々。
どこで何を使えばいいかわからないというとき参考になる情報をお届けします。
掃除機
広い場所の床掃除はもちろん、ベッドやソファなどの大型家具の掃除などに使用。ノズルは場所ごとに使い分ける。
スポンジ
汚れを落とす万能ツール。素材にキズをつけないよう、基本はやわらかい面を使用。
スクイージー(水切りワイパー)
窓掃除や浴室の水滴落としに使用。
粘着カーペットクリーナー
絨毯や布製品の家具のホコリとりに使用。
雑巾・ふきん
拭き掃除に。乾拭き、水拭き用は分ける。掃除箇所ごとで雑巾を使い分ける。
ほうき・ちりとり
ゴミをササっとまとめられるのがメリット。狭い場所などで使えるミニほうきも便利。
ゴム手袋
皮膚を守るため、漂白剤、カビ取り洗剤を使う時に着用。液ダレしないよう、すそは折り返す。
ラップ
洗剤の垂れ落ち防止や、頑固な汚れの湿布として使用。
ゴム手袋の上から軍手を装着した軍手ぞうきんは、雑巾が入りにくいすきまや細かい箇所も指先の感覚で掃除できます。
洗剤が垂れないように、ゴム手袋のすそは折り返します。
活用できる主な場所:照明カバー・ソファーの隙間・小物や家電のほこり取り
縦に切り込みを入れたスポンジ。サッシのレールやお風呂のドアレールなどに挟むとレールの間の細かい部分の汚れを落とせます。
掃除場所の幅に合わせて切り込み幅を調整しましょう。
活用できる主な場所:レール、カラトリー
マンゴーのようにカッターなどで格子状の切り込みを入れたスポンジ。キッチンの五徳や網などを挟み込んで磨くと、細かい部分の汚れを落とせます。切り込みは縦2本&横3本が基本ですが、掃除場所によって増減しましょう。
活用できる主な場所:五徳、キッチンの網
監修 :株式会社ベアーズ