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お部屋のお掃除:エリア別掃除方法 お部屋のお掃除:エリア別掃除方法

エリア別掃除方法

掃除するエリアによって方法も使う道具、洗剤も変わります。
ポイントを押さえながら正しい方法で掃除し、お部屋をキレイに保ちましょう。

浴室・洗面台

湿気の多い水まわりの掃除でもっとも大切なのは、水気を残さないこと。
水分や湿気がカビの原因になります。常に換気を徹底する、浴室や洗面台を使用した後にタオルで鏡・蛇口・シンクまわりを乾拭きする、スクイージーで水切りするなど、日々のお手入れが大切です。風呂桶や椅子は、フックにかけておくと水垢が溜まりにくくなります。

鏡・蛇口・シャワーなどのステンレス素材
鏡・蛇口・シャワーなどのステンレス素材
  • 汚れの種類:水垢汚れ
  • 使う洗剤:安全なお酢スプレー

スポンジのやわらかい面に、お酢スプレーを付けて、やさしく右回り・左回りと小さな円を描くように磨きます。キズができないように、力を入れずにくるくるとリズミカルに磨くのがポイント。
その後、シャワーでしっかり流し落としてから、乾いた雑巾で水滴が残らないようにしっかりと拭き取ります。

Point

安全なお酢スプレーは、酢80ml:水120mlでつくります。キッチンペーパーにお酢スプレーをつけて、その上からラップをするのもおすすめです。

ワンランクアップなお掃除方法

汚れが気になる場合

汚れが気になる場合

液体が垂れないようにラップで湿布し時間を置きましょう。

シャワーヘッドの水垢

シャワーヘッドの水垢

水を入れた洗面器に酢水を入れ、1時間ほどつけてから歯ブラシで磨くとキレイになります。
(酢4:水6が目安)

浴槽
浴槽
  • 汚れの種類:皮脂汚れ
  • 使う洗剤:お風呂用洗剤

汚れが溜まりやすいのはお湯を張ったときの水位ライン(喫水線)です。お湯が温かいうちに喫水線に沿ってお風呂用洗剤を吹きかけ、汚れを浮かせます。
その後お湯を抜きながらスポンジで磨き、最後にシャワーでしっかりと洗い流します。
浴槽がツルツルになっているか確認しましょう。

Point

皮脂汚れは、時間が経つと水垢やカビの原因になります。日々の掃除を心がけましょう。

トイレ

トイレでもっとも気になるのは、臭いです。悪臭を生み出すのは、尿に含まれる成分が変化した尿石です。
尿は壁や床にも飛び散っています。トイレシートなどで、便器のまわりや壁、床の拭き掃除を忘れずに行いましょう。

便器
便器
  • 汚れの種類:臭い、尿石
  • 使う洗剤:トイレ用洗剤

臭いや尿石が気になる場合は、トイレットペーパーを便器のふちに沿って敷きつめ、その上からトイレ用洗剤をスプレーします。10分~15分放置した後に流します。
※つけ置き時間は、洗剤の使用方法を参照してください。

Point

洗剤をトイレットペーパーで”湿布”することで、黒い汚れや黄ばみが落ちやすくなります。

キッチン

キッチンの汚れは水垢と油がメインです。調理でついた固形の汚れや油は、時間が経つほど落ちにくくなります。使用後は、その場で拭き取る習慣をつけましょう。

蛇口・シンク
蛇口・シンク
  • 汚れの種類:水垢汚れ
  • 使う洗剤:食器用洗剤

シンクを傷つけないよう、スポンジのやわらかい面に洗剤をつけて、一定方向に拭きます。蛇口は、ふきんを軽く絞って洗剤をつけ、包み込むように優しく拭きます。
その後、水拭きで洗剤と汚れを落とし、最後に水滴を残さないように乾拭きします。

ストレーナーや三角コーナー
ストレーナーや三角コーナー
  • 汚れの種類:臭いや汚れの付着
  • 使う洗剤:噴射タイプの漂白剤

臭いや汚れがひどい場合には、まず、歯ブラシでストレーナーや三角コーナーの汚れを取ります。
次に、漂白剤を全体にまんべんなくスプレーします。
その後、厚手のビニール袋に入れて水(30~50ml)を加え、全体に洗剤を染みわたらせます。水が漏れないように、10~15分ほど放置し、付け置きをします。最後に、しっかり水で流してください。
※漂白剤を使う時は必ずゴム手袋を着用しましょう。

Point

袋の口をしばってから15回ほどシェイクすると網目の汚れやヌメリが落ちやすくなります。

ガス台
ガス台
  • 汚れの種類:油汚れや食材のカス
  • 使う洗剤:重曹又はキッチン洗剤

五徳やグリルの網など油で汚れている小物類は、重曹で溶いたぬるま湯につけ置きしましょう。つけている間に汚れがゆるむので、後はスポンジで軽くこするか流すだけでキレイになります。

Point

小物類が浸る程度のたっぷりのぬるま湯につけましょう。

ワンランクアップなお掃除方法

ビニール袋を使ったつけ置き

ビニール袋を使ったつけ置き

ビニール袋を使うと、小物をまとめてつけ置きできます。
※実際には持ち上げず、シンクに置いた状態でつけ置きをしてください。

便利な五徳の洗い方

便利な五徳の洗い方

マンゴーカットスポンジを使うと便利です。

リビング

リビング掃除の基本は、大きいものから小さいものへ、そして上から下へ。
この順番を守ると、効率よく掃除ができます。

床・家具・小物

掃除の順番

掃除順序は以下の順番で、“上から下へ”を意識しましょう。

  • 1照明ライトのほこり取り
  • 2棚やテレビ、テレビボードのほこり取り
  • 3ソファー
  • 4床の掃除機掛け、床拭き(床は目の方向に沿って一定方向に)
床・家具・小物

掃除の仕方

照明や棚は、奥から手前にホコリを落とすように拭きましょう。フローリングは、木目に沿って一定方向に掃除機掛けや床拭きをすると、床の素材を傷めません。
細かいものは軍手ぞうきんを使うと便利です。

掃除の仕方

窓は、雑巾とスクイージーがあると、水だけで簡単に掃除できます。雑巾やスクイージーは、常に上から下へ拭くことで拭き跡が残りません。

窓ガラス
窓ガラス

最初に乾拭きや古いストッキングなどを使い、ホコリを落としておきます。その後、以下の順で掃除します。スクイージーがない場合は、乾拭きでもOKです。

  • 1よく濡らした雑巾で拭く
  • 2スクイージーで水分を取り除く
  • 3仕上げ磨き
レール
レール

汚れの溜まったサッシのレールは、掃除機で汚れやゴミを吸い取った後、濡らしたスポンジでレールを一本一本挟み込みながら拭くときれいになります。
レールカットスポンジを使うと便利です。

監修 :株式会社ベアーズ