新しい生活環境でワンちゃんと暮らし始めるときに行う、2つのポイントをご紹介いたします。
危険なものがある場所に入るのを避けるため、入ってはいけないエリアを決めます。
入ってはいけないエリアはベビーゲートなどの柵を使い物理的に区切りましょう。
ワンちゃんにとってコンセントはかじる対象物。感電する恐れがありますので、カバーで覆いましょう。
他にも危険なものがないか、ワンちゃんの目線の高さでチェックします。
インターホンが鳴って飼い主さまがいなくなり、玄関先で知らない人の声が聞こえると、ワンちゃんは良くないことが起こっていると認識することがあります。これが繰り返されると、インターホンを警戒音と認識するようになります。
ハウスを作り、ハウスに入れば安全なことを教えてあげます。トレーニングを通して、「インターホンが鳴るとハウスの知らせ」と認識してもらいましょう。
※携帯などでインターホン音を録音すると便利です。
トイレは騒がしくなく人目に付かないところに配置し、安心できる空間にしましょう。ワンちゃんもみんなが見ているところで用を足すのは落ち着かないものです。
騒がしい場所
お部屋の隅など人目につかない場所
おもちゃを出しっぱなしにしていませんか?遊ばない時はワンちゃんの届かない収納場所に片付けましょう。遊ぶ時間だけ出すようにすると、飽きずに一つのおもちゃで長く遊んでくれるようになります。
お留守番中に退屈していたずらをしないように、遊び疲れて寝る習慣をつけましょう。
凍らせたおやつボールを、お留守番直前にあげます。ワンちゃんが夢中になっている間に家を出ます。徐々に溶け出るおやつを少しずつ舐めることで、集中し疲れて寝てしまいます。
おやつボールはワンちゃんの性格と相性の良いものを選びましょう。
おやつボールを凍らせるのがコツ。
凍らせないとおやつがすぐに出てきて、疲れる前に食べ終わってしまいます。
※お掃除しやすいフローリングの上で遊ぶのがおすすめです。
※缶詰など水分のあるものは、そのままおやつボールに詰めて冷凍してください。
ワンちゃんとエレベーターに乗るときは、マンションに住む皆さまへの気遣いが必要です。
乗っている方が少数の場合、下の手順で対応しましょう。
※既にたくさんの方が乗っている場合は一旦見送り、次のエレベーターを待ちましょう。
他の方と同乗する際、他の方がワンちゃんを触ろうとすると吠えてしまう場合があります。なるべく離れた場所で背を向ける姿勢を取るとよいでしょう。
監修 :clover ドッグアドバイザー 鈴木美和子
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