「ZEH-M
」
地球と家族を守る住まいであるために。
地球温暖化のリスクを防ぐため、世界的にその対策が進められています。
それは自然環境の保護や再生可能エネルギーの導入、
食品ロスの軽減など、様々な面から取り組まれています。
住まいづくりにおいても、
注目を集めている温暖化抑制対策があります。
それが低炭素生活を目指す「ZEH-M(ゼッチ・マンション)」です。
ZEH
とは?
ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略です。
住まいの年間の一次エネルギー消費量(空調・給湯・照明・換気)の収支をおおむねゼロ以下を目指す住宅のことです。
マンションにおいてZEHを実現するためには、「断熱性」「省エネルギー」「創エネルギー」の3つの要素において、
それぞれクリアすべき水準を満たす必要があります。
ZEH-Mの概念図
※出典:経済産業省 資源エネルギー庁(集合住宅におけるZEHロードマップ検討委員会)
断熱性、省エネルギー、創エネルギーを組み合わせ、
一次エネルギー消費量の収支ゼロ以下を目指す住まいです。
ZEH-M
の仕組み
「ZEH-M(ゼッチ・マンション)」は、通常のマンションとは設備・仕様が大きく異なります。
断熱性を大幅に高め、
高効率な設備システムで省エネルギーを実現するとともに、
太陽光発電などでエネルギーを創ります。
ZEH-Mのイメージ図
ZEH仕様要素構成のイメージイラスト
Image Photo
集合住宅における
ZEH
の定義
集合住宅では、建物の高層化などの理由から、
創エネで集合住宅全体のエネルギーをまかなうことが難しくなっていくことを考慮して、
「ZEH-M(ゼッチ・マンション)」の種別に、建物の階数や省エネ率によって分かれる4つの評価基準を設けています。
『ZEH-M』
(住棟全体で正味100%以上省エネ)
Nearly ZEH-M
(住棟全体で正味75%以上省エネ)
ZEH-M Ready
(住棟全体で正味50%以上省エネ)
ZEH-M Oriented
(住棟全体で正味20%以上省エネ)
※出典:経済産業省/環境省「ZEHの普及促進に向けた政策動向と令和4年度の関連予算案」(令和4年3月)