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耐震性能へのこだわり。
入居者をしっかりと守る耐震性を実現するため、ポレスター佐久平駅南レジデンスは建物の形状自体にも明快な強さを求めています。
その上で、入念な地盤調査を実施し、基礎設計へ。耐震性へのこだわりはマリモの信念です。
入念な地盤調査による杭基礎
綿密な地盤調査により検出した、地下約23mからの砂礫層を支持層とし、約24.1mまで35本の既製鋼管コンクリート杭を埋設。杭先端を凹凸形状とした摩擦杭とし、地盤との摩擦力を高めることにより建物を支えています。
- ◎既製鋼管コンクリート杭について
- 建築物を支えるため、超高強度コンクリート(FC=105N/mm³)のPHCパイルと杭頭を鋼管で補強したSC杭等を組み合わせたHybridニーディング工法を採用しています。1ヶ所当たり2本の既製鋼管コンクリート杭を埋め込むことで高い支持力に安定した耐力を得ることができます。
徹底した地盤調査に基づく設計
建築予定地の地盤に適した構造設計を行うため、事前に地盤調査を実施します。地盤の固さや締まり具合、土層の構成を判別するための標準貫入試験や土質試験で入念な調査を行い、これらを通じて得たデータをもとにマンションの基礎設計を実施します。

※イラストはCGによるイメージであり、建物の規模、杭の本数・長さ等は異なります。
粘り強さをアップする柱構造
建物を支える柱の主筋を水平方向に束ね、主筋とコンクリートを拘束する役割を果たす外周部の帯筋には、溶接閉鎖型帯筋を採用。通常の帯筋に比べ、せん断力に対する拘束力が高く、建物に粘り強さを持たせます。

バランスのよいスクエア型の建物形状
平面形状はスクエアが基本。万一の大地震発生時、局所的に負荷がかかりにくい明快で均整の取れた形状です。

耐震・耐久性と快適性のベース。
建築物が本当の強さを発揮するには、「目に見えない部分」の構造がポイントとなります。
ポレスター佐久平駅南レジデンスは、さまざまな部位で耐震・耐久性の高い仕様を採用しています。
耐震性・快適性を追求した床・壁構造
耐震性を保ち、プライバシーを守る住戸と住戸の間の戸境壁は、快適な住空間を実現する220mm厚のコンクリート壁(一部162mm厚の乾式耐火・遮音間仕切壁)を確保。コンクリート壁は耐力壁として、しっかりとした構造と厚みを持たせています。また、床の厚さを意味するスラブ厚は250mmとしています※1。


プラス10ミリの安心「コンクリートかぶり厚」
長く建物の性能を保つために重要なポイントとなる、鉄筋を覆うコンクリートのかぶり厚は、建築基準法で定められたかぶり厚よりもプラス10mmの厚さとしています。また、打放し仕上げ部分はさらにプラス10mm以上、合計20mmのかぶり厚として鉄筋の劣化を抑制しています。

- ◎かぶり厚とは
- 鉄筋コンクリート造で鉄筋を覆うコンクリートの厚みを指します。かぶり厚が大きいほど鉄筋は錆びにくく耐久性が高くなります。
耐久性に優れた、強度の高いコンクリート
主要構造部のコンクリートに設計基準強度が1㎡あたり最大3,000トン(最小2,400トン)の圧縮に耐える最大30N/m㎡(最小24N/m㎡)の高い強度を持つコンクリートを採用しています。

※外構・付属棟は除きます。
外壁タイルを剥がれにくくする「弾性接着剤貼り工法」
外壁タイルには、弾性接着剤貼り工法を採用。セメント系貼り付けモルタルに比べ、接着剤層の弾性でコンクリートの乾燥収縮率等による変形に追従し、タイルの浮きやはく離・はく落の危険性を軽減します。
