Structure & Security構造・セキュリティ
外観完成予想図
外観完成予想図
入居者をしっかりと守る耐震性を実現するため、ポレスター熊本新町レジデンスは建物の形状自体にも明快な強さを求めています。
その上で、入念な地盤調査を実施し、基礎設計へ。耐震性へのこだわりはマリモの信念です。
綿密な地盤調査により、地下約30mまで44本の既製コンクリート杭を埋設。現場の地盤に適した深さに多数の杭を埋め込むことで強固な建物構造を実現しています。
建築予定地の地盤に適した構造設計を行うため、事前に地盤調査を実施します。地盤の固さや締まり具合、土層の構成を判別するための標準貫入試験やボーリング(試掘)調査といった入念な調査を行い、これらを通じて得たデータをもとにマンションの基礎設計を実施します。
平面形状はスクエアが基本。万一の大地震発生時、局所的に負荷がかかりにくい明快で均整の取れた形状です。
建物を支える柱の主筋を水平方向に束ね、主筋とコンクリートを拘束する役割を果たす外周部の帯筋には、溶接閉鎖型の帯筋を採用。通常の帯筋に比べ、せん断力に対する拘束力が高く、建物に粘り強さを持たせます。
建築物が本当の強さを発揮するには、「目に見えない部分」の構造がポイントとなります。
ポレスター熊本新町レジデンスは、さまざまな部位で耐震・耐久性の高い仕様を採用しています。
耐震性を保ち、プライバシーを守る住戸と住戸の間の戸境壁は、快適な住空間を実現する200mm厚以上を確保。耐力壁として、しっかりとした構造と厚みを持たせています。また、床の厚さを意味するスラブ厚は250mmとしています※1。
長く建物の性能を保つために重要なポイントとなる、鉄筋を覆うコンクリートのかぶり厚は、建築基準法で定められたかぶり厚よりもプラス10mmの厚さとしています。また、打放し仕上げ部分はさらにプラス10mm以上、合計20mmのかぶり厚として鉄筋の劣化を抑制しています。
鉄筋コンクリート造で、鉄筋を覆うコンクリートの厚みを指します。かぶり厚が大きいほど鉄筋は錆びにくく耐久性が高くなります。
外壁タイルには、弾性接着剤貼り工法を採用。セメント系貼り付けモルタルに比べ、接着剤層の弾性でコンクリートの乾燥収縮等による変形に追従し、タイルの浮きやはく離・はく落の危険性を軽減します。
主要構造部のコンクリートに設計基準強度が1㎡あたり最大3,600トン(最小2,700トン)の圧縮に耐える最大36N/m㎡(最小27N/m㎡)の高い強度を持つコンクリートを採用しています。
※掲載の仕様は、諸事情により変わることがありますので、あらかじめご了承ください。