綿密な地盤調査により検出した、地下約40mの硬い支持層に長さ約34mの既製コンクリート杭を22本埋設。現場の地盤に適した深さに多数の杭を埋め込むことで強固な建物構造を実現しています。
建築物を支えるため、超高強度コンクリート(FC=105N/mm²)のPHCパイルと杭頭を鋼管で補強したSC杭等を組み合わせたHyper-MEGA工法を採用しています。1ヶ所当たり2本の既製コンクリート杭を埋め込むことで高い支持力に安定した耐力を得ることができます。
建築予定地の地盤に適した構造設計を行うため、事前に地盤調査を実施します。地盤の固さや締まり具合、土層の構成を判別するための数値(N値)を得るための標準貫入試験やボーリング(試掘)調査といった入念な調査を行い、これらを通じて得たデータをもとにマンションの基礎設計を実施します。

建物を支える柱の主筋を水平方向に束ね、主筋とコンクリートを拘束する役割を果たす外周部の帯筋には、溶接閉鎖型帯筋を採用。通常の帯筋に比べ、せん断力に対する拘束力が高く、建物に粘り強さを持たせます。
長く建物の性能を保つために重要なポイントとなる、鉄筋を覆うコンクリートのかぶり厚は、建築基準法で定められたかぶり厚よりもプラス10mmの厚さとしています。
鉄筋コンクリート造で鉄筋を覆うコンクリートの厚みを指します。かぶり厚が大きいほど鉄筋は錆びにくく耐久性が高くなります。
外壁タイルには、弾性接着剤貼り工法を採用。セメント系貼り付けモルタルに比べ、接着剤層の弾性でコンクリートの乾燥収縮率等による変形に追従し、タイルの浮きやはく離・はく落の危険性を軽減します。
主要構造部のコンクリートに設計基準強度が1㎡あたり最大3,600トン(最小2,700トン)の圧縮に耐える最大36N/m㎡(最小27N/m㎡)の高い強度を持つコンクリートを採用しています。
玄関扉と枠の間に設けた隙間により大地震による変形時の開扉性を高めています。

耐震性を保ち、プライバシーを守る住戸と住戸の間の戸境壁は、快適な住空間を実現する200mm厚以上を確保。耐力壁として、しっかりとした構造と厚みを持たせています。また、床の厚さを意味するスラブ厚は250mmとしています※1。


リビング・ダイニングと各洋室床には、重い音や足音に配慮した床構造を採用し、階下への生活音の伝わりを抑えています。
隣戸間には厚みのある戸境壁を採用し、日常の生活音が伝わりにくいよう配慮しています。
遮音性能の高いT-2等級の防音サッシを採用し、外部の騒音や室内の音漏れを軽減します。
T-4〜T-1で表わされ、等級値(T-値)が大きいほど、遮音性に優れています。
排水縦管には遮音材と二重貼りのせっこうボード壁を採用し、排水時の音を低減します。